雑誌の読書会(英語ディスカッション付)が楽しいです。
最近、僕がはまっているのが、月に1度の雑誌に関する読書会です。
意識の高い人が集まり、意識の高いこと話す。
とても人間らしい文化活動です。
僕が参加している会では、英語でのディスカッションが売りになっています。
読書会の概要
きっかけは、転職活動でお世話になっているパソナの友達(P君)に紹介されたことです。
題材となる雑誌は『クーリエジャポン』という国際色の豊かな(やや左派系の)雑誌で、読書会では月に1度参加者をFacebookで募っています。
雑誌も結構面白いです。
(ちなみに、出版社が読書会のスポンサーというわけではないです)
特に会員制とかではないため、一回の参加費2,000円を払えば誰でも参加できます。
ただ、P君は最初の1回の後は仕事が忙しく、来てくれません。。
参加の動機
僕の参加動機は、会社以外でシリアスな「議論」をしてみたいというものでした。
普段友達と話すような「会話」ではなく、提起された問題に答えを求めるような応酬です。
僕は議論が成立するには、相応の知性と姿勢が必須だと思っており、プライベートでそんな場所があればいいなあ、というのは常々思ってました。
友達はいないのかと言われそうですが、気恥ずかしくてできません。
ただ参加前の僕のイメージでは、外資系に勤めている鼻持ちならない人が集まって、意思決定とか、マネージメントとか、ポートフォリオとか話してるとか想像してました。
あまり議論になるとは期待していなかったです。
どんな様子か?
ところが、実際行ってみてですが、まず集まる人、話す内容はほとんど私の想像通りでした!
外資系の人、また大手企業に勤めている様子の人が多いです。
ただ30台中盤くらいの若い人が中心で、割と人の話しを聞いてくれます。
また、お互い言いたいことを言うという点は当たっているのですが、自慢話をする人はほぼいなくて、進行役を務める人が適度に話を振り分ける感じです。
進行は4、5人のグループに分かれて
- 1時間は日本語でフリーディスカッション
- 各班の発表
- 席替え
- 英語で同じことを行います。
進行役は数回来たことのある経験者が行っています。
なぜいいのか?
ということで、僕の期待する議論ができてとても満足しています。
議論になっている理由は、進行プロセスの中に「発表」が含まれている点がまず大きいです。
発表にするには、簡単でも落としどころが必要です。
オチをつけるために、みんなで団結するというわけです。
別の理由として、主催者団が選ぶ進行役、もっと言えば主催者団の力量・人を見る目も効いていると思っています。
進行を適切な人が務めることで話がかみ合いますし、話が逸れていきそうになれば引戻すことができます。
また、そういう良いサークルであるために、コミュニケーションの出来ないような人は自然に再訪しなくなります。
あとは、英語ディスカッションが入っていることで、自然と海外経験や興味がある意識高い系の人が集まっているのもエスプリになってます。
どうおすすめか?
ざっと整理しますと、新しい人とのコミュニケーション、誰かと議論をしたい人であれば、ぜひこういった勉強会はお勧めしたいです。
参加を考える方には、私は↑のようなグループディスカッションの仕組みを持った会がいいのではと思います。
また英語でのディスカッションや会話力を向上させたい人にも、いい機会になると思います。
日本人同士だからこそわからない単語を聞けますし、相手も言葉を補ってくれます。
ちなみに、当初の目的とは違いますが、留学経験者が多いので海外生活の話を聞いたり、異業種の交流にもなっているのも嬉しい誤算です。
田中